2006年 01月 06日
学校が始業し、息子の風邪も朝、医者に診てもらってから登校できるくらいには回復してきた。今日になってようやくまともなフィールド歩き初め。
まずはいつもの大田切の林。そしてこれもこの冬の定期観察事項であるホソミオツネン越冬状況巡回。いまやA〜Lとアルファベットで名づけるまでなったホソミオツネン枝先越冬マップを手に、一匹ずつ訪問する。結果は以下の通り。確認できたものは前回12/19からの位置の変化も記してある。 A ○約3cm枝先へ移動 B ○変化なし C × D ○変化なし E ○変化なし F ○約5cm枝先へ移動 G ○変化なし H × I ○約20cm枝元へ移動 J ○約4cm枝元へ移動 K ○約10cm枝元へ移動 L ○約20cm枝元へ移動 前回との大きな違いは、CおよびHと名づけた2匹が周辺の枝も含めて見つからなかったことだ。何らかの原因で死亡し落下したことも考えられる。そう考えて近くの地面も捜索したが見つけることはできなかった。あるいは気温の高い日(寒い日が続いているとはいえ少しはあったように思われる)にこの木を離れ他の木にまで移動したのかもしれない。見失ってしまっては、そのあたりはいかんせんたしかめようがない。 それ以外はみな健在だが、その半分以上が多少位置変えをしているのが興味深い。これは前回も考えたことだが、数センチの移動はどういう理由で行われるものなんだろう。あるいは、積極的にでなく、結果的に移動させられた、ということも考えられるかなあと思い始めた。たとえば風の強い日。そういう日も少しあったように記憶する。そういう状況で、受ける風圧が少なくなるように向きを変えてるうちに移動した、あるいは風圧で無理やり動かされた、といったことの結果と考えたらどうだろう。風がビュービューの日に見に来る価値もあるかもしれん……。 →ホソミオツネントンボ(その4)
by narwhal2
| 2006-01-06 16:32
| トンボ目
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