2006年 06月 16日
明日から3日間、福島まで出かける予定がある。小学校に授業をしにいくのだ。盛口氏が何年か頼まれていたのだけれど、今年は予定を入れたということでこちらにお鉢がまわってきた。体育館で100人単位でと、なかなか難しい条件なので、ここのところその準備にけっこう時間をかけていたのだった。
3日も家を開けるとなると、さらに飼育だなの住人たちの世話もたくさんしておかなければならない。エサ切れなどという事態にならぬだけの植物の葉やらアリやら(アリジゴク用ね)などをそれぞれに集めにまわるだけでもけっこうな仕事量がある。 そうやってあちこちまわっていると、梅雨の晴れ間ものぞき、そうなるとただ葉を集めるだけともいかず、あちこち首を突っ込む。 大田切の林では、久しぶりにコマダラウスバカゲロウ幼虫の動向が気になって地衣類付着の岩を見て回る。なかなか立派に成長してきた幼虫が見つかってなんだかうれしくなってくる。そろそろ蛹化も近いはずだ。 ある幼虫がエモノをとらえているところにいきあたる。野外でこういう場面はなかなかないのでよくみれば、エモノはワラジムシに似た姿で、おそらくヒメフナムシの仲間と思われた。 ヒメフナムシに出会うといえば地面の落ち葉層やら石の裏というイメージなのだけれど、こんな岩壁を登ることもあるのね、と小さいが、それでも僕にとっては少しばかりうれしい発見であった。 →コマダラウスバカゲロウ幼虫(その4) *そういうわけで次の更新は3日後ということになります。またよろしくおねがいします。
by narwhal2
| 2006-06-16 20:43
| アミメカゲロウ目
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