2006年 06月 27日
今日はプチ遠出という感じで下伊那方面を回ってみた。 一つは、以前オオゴキ探索の際にシカタ氏に案内していただいた上川路近辺。よさそうなところだなと気になりつつ、なかなか足を伸ばす機会もなく、オンシーズンになるとどんな感じなのか見てみたかったのだ。こぢんまりとした棚田にイネが育ち、地形がゆるやかなことも手伝って、あっちに入ってみよう、こっちをのぞいてみようという感じで、見るべきポイントがたくさんあり、楽しめる場所だ。道ばたのヒヨドリバナ的な草の葉にいかにも字書き虫といった感じのリーフマイナーの食痕が目に入る。コナラの低い葉から、今シーズン飼育しようと思って探しているのになかなか見つからないままだったヤスマツトビナナフシ幼虫がポトリと落ちてくる。ヨツメエダシャクと思われる胸部がふくらんだシャクガ幼虫がカキの葉の上にポツンといる(あるいは近縁の別種かもしれない)。こうしてあげてみると、僕のアンテナにひっかかるのは何だかマイナーなものばかりだねえ……。 下伊那でのぞいておきたかったポイントもう一つ。国道沿いのコンビニ。春先にオオシモフリスズメと出会ったあのコンビニだ。車をとめると同時にすぐに気がついたのは壁に張りついていたホソバスズメ。昨夜飛んできたのだろうが、やっぱりスズメガは大きさもあっていい。他にシャクガやらホソバガやらいくつかいて、入り口の扉には「虫が入りますので閉めて下さい」という張り紙までしてあって、やはりここは一大灯火昆虫ポイントなのだなということをあらためて確認できたのであった。
by narwhal2
| 2006-06-27 18:27
| チョウ目
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