2006年 03月 14日
何度か暖かな日をすごしてしまっただけに、今日の冬型はけっこう来る。これが真冬であれば日常なのだけれど、春への気配を感じたあとではやっぱり寒い。昨日の豚足のホネは、追加購入してきたポリデント液に漬けてあるから手出しは無用。 飼育だなの住人をチェックしていて気になったのはダンゴムシのケース。先日お腹にふ化幼虫をたくさん抱えたメスを別にしていたケースだ。このメスは翌日には幼虫たちを出産。ケースにはその小さな幼虫たちが数十匹も散らばっている。 目に留まったのは、ケース底にちらばる粉のようなもの。ふ化幼虫がエサの枯葉を食べ出し始めた極小フンと思われた。それらに混じって母ダンゴムシのフンもいくつかある。オカダンゴムシの腸がどういうはたらきをしているのかうまく想像できないが、彼らのフンはカッキリとした長方形をしている。 では赤ん坊であるふ化幼虫のフンはいかがなものか。取りだし見てみると、これが長方形をしている。サイズは大人の1ミリ*2ミリに対して、0.1ミリ*0.2ミリ(細かすぎてノギスの精度を超えているので大体……)と10分の1の大きさなのでデコボコはありつつもほぼ相似形。ダンゴムシ腸は赤ん坊時代から四角フン排出タイプになっているようである。 それなら親子のフン並べて比較したい、とすぐに思いついたのだけれど、言うは易し。なんせ0.1ミリフンなのでピンセットでつまめず。湿らせた面相筆もくっついてはくれるけど位置が定まらない。結局マチバリの先を使って一つずつ地道に並べる。ほとんど手先が器用選手権。息もまともにできず、しばしば呼吸が苦しくなる……。後にピンセットで並べた大人のフンが、まあでかくて扱いやすかったこと……(今日の画像、虫体ははりあわせです)。 →オカダンゴムシのふ化幼虫
by narwhal2
| 2006-03-14 15:40
| その他の虫
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