2005年 01月 26日
今日は息子が半日授業でしかも給食なしという日なので遠出するわけに行かず、家の中で遅々として進まない昨夏北極圏行きの画像と文章にとりくみつつ過ごしている。
少し気分転換がしたくなると飼育棚をながめる。とはいえこの季節には飼育しているものはほとんどない。ザザ虫の水槽が大きく場所をとっているが、あとは二種のゴキブリくらいだ。 その一つ、モリチャバネゴキブリ幼虫。ケースの中ではほとんどジッとしている。エサも食べない。だが動きが止まったままかというとそうでもなくて、少し振動を感じればすぐに動き出すくらいだ。野外でも落ち葉下あたりでこういう過ごし方をしているのだろうか。 もう一つはヤエヤマオオゴキブリ。10月に盛口氏から送ってもらったものだ。朽ち木生のゴキくんなのでクワガタ用マットと朽ち木をまぜた中で飼っているが、いつもそこにもぐったままなので観察しがいのない相手だ。だからときどき朽ち木マットをひっくりかえして様子を見ている。 今日調べるとメス成虫が動かなくなっていた。低温に耐えられなかったのか、それとも寿命だったのだろうか。このメスは11月に産卵(といっても幼虫になってから気がついたのだけれど)している。子供の数は13匹だった。こちらも心配になったのでマットひっくりかえしてチェック。案の定、一匹が動かなくなっており、もう一匹はすでに体が分解していて、11匹になっている。この体長1センチほどの小さな幼虫たちともう一匹体長3.1センチの中齢(?)幼虫の二世代が残っている。はたして沖縄産のゴキブリたちはこのまま信州の冬をのりきることができるだろうか。そしてあの甲虫なみに重厚な貫禄がある成虫へと育っていってくれるだろうか。
by narwhal2
| 2005-01-26 16:01
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