2006年 11月 10日
どこを歩いても虫たちの姿が少なくなってきたが、ここ、ますみケ丘に立つ一本のクヌギの木にはまだにぎやかさがある。クヌギカメムシ詣でに今日も立ち寄ってみた。 観察的には目立って新しい事項はナシ。それでもやはり大量集結というのは見ものであってクヌギの前でしばし時間を過ごしてしまう。 はたしてみなクヌギカメムシなのか、ヘラクヌギやサジクヌギ(まだちゃんと見たことない)が混じってるのではないかという疑問もあったので、体にとまってくるものを片っ端からたしかめたがみなクヌギカメ(クヌギカメだけ腹部横の気門が黒いことで見分けられる)だった。 相変わらずオスはメスと見るや追いかけ回しせわしなく、交尾済みのメスは樹皮の凹みに入り込んでじっくりと産卵している。産卵数も増えてきているから一つの凹みの何匹ものメスが同時に産卵してるから、卵の列が途中で交差していたりもする。 集結具合としては、先日見に来たときと同等あるいはそれよりも若干増えたか、といった程度。それにしても木全体では何匹になるのだろうか。一匹ずつ数えては捕獲していく以外にまともな数は出ないだろうが、見た目では数百いや1000は超えそうな気がする。 ここ以外に集結クヌギがないかと思って気にしているのだが、まだ見つかっていない。条件的には近くに林のある田んぼ地帯の中にポツンと立っている日当たりのいいクヌギなのだが……。 →クヌギカメムシ(その3)
by narwhal2
| 2006-11-10 18:33
| カメムシ目
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