2007年 07月 28日
昨日の夕方、晩飯の支度を終え、息子の帰りを待っている間のこと。 ベランダに出てボーッとしていると、「ブーン」という羽音が聞こえた。ん?と見れば、大きめのドロバチがベランダにやってきて、こちらに向かって飛んでくるところだった。ドロバチはその一角に置いてある竹筒群の一本にたどりつき、スッと入っていく。 出てくるところをじっと見れば、それはオオフタオビドロバチ。竹筒トラップでは常連ともいえるドロバチだが、ここ集合住宅3階のベランダに来てくれたのはこれがはじめて。 さっそくおつきあいといきたいところだが、これからPTAの集まりに顔を出さねばならない。後ろ髪ひかれつつ、ハチが泥玉を運び込むのを確認するだけにとどめる。どうも最近PTAがタイミング悪くぶつかるなあ……。 で、今日は午前中、遅れていたジャガイモの収穫を終えてから、いそいそとベランダに陣取る。オオフタオビドロバチはすでにエモノの青虫を運び入れている。しばらくすると今度は泥玉運び。このハチのかいがいしい働きぶりを、ベランダにおいたイスに腰掛け、夏の風に吹かれながらながめる幸せな時間。 インターバルの間に他の竹筒をチェックすれば、すでに仕上げが終わったらしい、しっくいで封をされた竹筒も見つかる。つまり少し前からオオフタオビくんは通っていたのだけれど、僕が気づいていなかっただけだったのだ。 細い竹筒ではフタスジスズバチといった感じの小さいドロバチも来ているのを目撃し、いくらこれほど近くにいても、その気になって見なければ見えないんだよなあ、まずは近くから注意深く見よ、というわけなのだった。
by narwhal2
| 2007-07-28 14:18
| ハチ目
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